既に予選突破を決めているエスパ。
モチベを懸念する声もあるが、
久々のひよこ観戦試合
なので、良い内容と勝利を観させてくれるでしょう。
と、期待して、駒沢にやって参りました。首位通過も掛かっているしね。
kick offまで1時間なのに、この長蛇の列は何?開場遅すぎるんじゃない?
最初に陣取ったのは、
最後尾、TVカメラのちょっと左のこの位置。
周りにトラックがある割には、ピッチが近い競技場ですね。
ふと横を見ると、
ホーム自由席をこっち側にも設ける必要があったのか?
少人数じゃ、盛り上がらないでしょう。緩衝地帯を設ける分無駄が増えると思うのですが…、
だって、数えたら
13
人
でしたよ。
主催者も考えたのか、緩衝地帯の半分がエスパサポに開放され、怪我した左膝が妙に痛み出した
(11時頃、高幡SCの階段を豪快に転げ落ちていたのは、何を隠そう、この私です)私もその前から6列目に
移動しまして、
本日の視線は、
このように換わりました。こちら側のゴールには、結局2本のシュートが決まるのですが、その観察には
これ以上無いと言えるほどのベストポジションとなることを、この時の私は知る由もありませんでした。
それにしても、蒸し暑い!薄雲を通してやってくる日差しは、虐めの域に達してますな。
これで雲がなかったら、エスパサポは左半分、東京サポは右半分の顔をこんがりローストして家路に向かうこととなってましたな。
GK連に続き、FP連がUP前の挨拶に登場。
おおっ、もしかしてこの人は、
ひよこ期待の
大前元紀君
じゃぁありませんかぁ?!
エスパのスタメン
東京のスタメン
原 近藤 カボレ
枝村
藤本 兵働 田邊 石川
本田 伊東 米本 梶山
児玉 岩下 青山 市川 徳永 平松 ブルーノ 椋原
西部 権田
期待の大前君、長沢君はベンチスタートで始まった試合ですが、
開始6分、早くも私のgoal3、1等の目はなくなることに…、
綺麗に決められました。カボレを放してしまったのは悔やまれますが、これは相手が良かった思うべきかな。
その後の東京の攻めでは、何故か梶山の顔はほとんど見なかったけど、28番の人が結構攻めてきたり、
27番の人に児玉のサイドで梃子摺ったりしてましたが、石川が一番恐かった印象が強いです。
エスパは向こうに攻めるので、詳細は遠くて良くは分からないものの、時折いい形も出来てはいたようです。
右の市川が高い所まで上がったりして。でもクロスが長すぎることが多いんだよなぁ。
自陣内で必要もないのに敢えてサイドからセンターへの横パスを出して相手に奪われたシーンでは泣けましたし。
それでも0-1で迎えたHT
知らないおっさん達とひよこの会話
おっさん「長沢なんて、あれだけ恵まれた体してんだから、使って欲しいな」
にいさん「高いけど、ヘディングちゃんと飛ばないんだよなぁ」
ひよこ「僕ぁ、大前がベンチに居るじゃないすか。レッズの新人連や、鹿島の大迫なんて、騒がれているから、
大前に意地を見せて欲しいんだすけどねぇ。健太に”プレーがまだお子ちゃま”だって言われてから、
随分経つんで、進歩を見せて欲しいんだすけどねぇ。」
そんなこんなで始まった後半、最初からおっさんのリクエストが叶えられ、伊東に替えて長沢登場。(枝村が0.5列下がる)
100%先に触れてます!これは大きな利だな。ただにいさんの言うのも、強ち間違いではない。
長沢君はフィジカルを上げましょう。相手に寄せられても芯がぶれないようになれば大成出来そうなんだから。
後半5分のこれは惜しかった!
この状況なら、右で打てる程度には、右足蹴りも身につけて欲しい です。クロスは長すぎるのが多かったけど、市川のこのパスと、大前ゴー ルのアシスト(後述)は良かったな。
互角に近い流れが動いたのは、後半16分、
27番の人に(エスパの)左サイドを深く抉られ、石川にマイナスのパス、石川一人かわしてファーにズドン!
はっきり言って、私の一番好きな得点パターンです(
エスパが決めるんならね
)。
これは防ぎようがない。反省すべきなのは、この状況を作ってしまったことでしょう。
2点ビハインドとなって健太が動いたのは後半23分。2枚同時の交代は、
藤本 → 大前 児玉 → 太田
大前キター!
左を槍(太田)に代え、高いとこまで攻め込む、同時に27番の人を受けに回らせる。
「ナイスチョイスだ、健太!」(ひよこ心の叫び)
登場、即全力で追い回し始める元紀君に、萎えかけていたひよこの心がどれだけ癒されたことか…
でも悲劇はすぐにおきました。
後半25分
青山がクリアした球を自分で追おうとしたのを、赤嶺に進路妨害されたように見えなくもない。
ただね、判定が覆るはずがないので、
抗議による2枚目退場は余計だ
。
「審判アホめ!」と腹で怒って表面は平静にするのが大人の対応ってもんでしょう。
一人少なくなったうえにPKです。
やり直しになったのは、西部が前に出たからではなく、赤嶺が蹴る前に、言わしたがペナルティアーク内に
進入したからでしょう。
「気をつけろよな。贔屓の引き倒しってもんだよ。」
と思うも、積極的な勇み足なので、まだ許せます。
許しがたいのは、その後の抗議による黄紙です。
岩下はこれが多過ぎるよ。まして、この試合では青山がやっちまった、先例をみたばかりじゃん!
CBをするのなら、精神構造を改めるべき。
そして、これで
私の心は死にました
。
「西部、よく止めた!」
と、ぬか喜びしちまった分、傷は深く、致命傷になりました。
椅子にへたり込みはしなかったのは、どうにも膝が痛く、ずっと地蔵だったから。因みに私の居た旧緩衝地帯は
地蔵ゾーンだったので目立ちはしませんでした。
それでも、後半38分
一矢を報いることは出来ましたが、まだ2点ビハインド。ドドンヘイっていう状況ではない。
初めてだよ、得点なのにドドンヘイ無しってのは…
それでも、ゴール裏はこれで生き返ります。
これが決まれば、1点差。5分+ロスタイムと、残り時間は短いものの、同点、欲を言えば逆転も見えてくる!
息を吹き返しかけた我々が目にしたのは、
ご、
権田、空気読めよな!
事実上、試合はこれで終了。
ナビスコB組2位ということで、準々決勝はレッズと対戦することになりました。
大前の点が唯一の慰めです。これが無かったら、貴重な時間を割いた自分を許せないところでしたよ。
痛い足を引き摺り引き摺り帰る私の背中に、東京サポの歓喜の歌声が突き刺さります。
”
2週間後のリベンジを見ておれ
”